古きよき倉庫を焙煎珈琲の作業場にかえたいと問い合わせいただいたのは一昨年末。
写真をいただいたとき、青空と緑が広がる素敵なロケーションと、小さな私好みの廃れた倉庫に魅力を感じつつも、こっちが地元ではない私はまず八百津ってどこ？工事にいけるところ？？？
と思ったのもいまでもはっきり覚えています。
ちょうど１年前くらいから工事をはじめましたが、他の工事の兼ね合いやこちらの都合もあり
今年の4月ついにオープンしました！倉庫の中にもうひとつ小屋をつくったようなつくり。内部の屋根裏には一丁前に断熱材もいれてあります。倉庫の欠点は内装材が全くないところで、夏は暑いし冬は寒い。それを少しでも防げる策です。
オーナーも古いものがお好きな方で、レトロな作業場へのこの白い扉は私たちが現場にうかがったときはすでに鎮座しており、それにあわせて壁を木を下見貼りにし、ホワイトペイントにて造作。
小さな窓からは珈琲焙煎する姿も見え、ここから珈琲の受け渡しができるようになっています。
その中の古い引き違いガラス戸の中が厨房。
間仕切り件、内部を隠せるよう古いすりガラスの建具がとても空間と馴染んでいます。
コーヒーを測る測りや、黒板、そして店名のこよみにかけてあるのか日めくりカレンダーがなじみすぎ！そこに流れている空間はなんともほっこりしていて、時間をわすれてしまいそう。
昔食堂でつかわせれていたレトロなテーブルで、珈琲を飲むことができます。
電線ドラムにオーナーがタイルを貼った台もレトロでかわいい。
数あるコーヒー焙煎所ですが、こよみさんの珈琲はフェアトレード無農薬栽培の生豆なので
本当にくせがなく飲みやすい。体にすっとはいっていく感じ。もちろんテイクアウトもOK,焙煎豆も販売していますよ。
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