2020年12月29日

公団住宅レトロリノベーション

2020年最後の大仕事、公団住宅のリノベーションをさせていただきました。
築40年経っていますが、さすがは公団、お庭や建物の管理もちゃんとされていて、ちょうど大規模修繕中で、塗装もしたてだし、古い住宅で寒さで一番ネックになるガラス1枚のサッシもペアガラスのサッシに交換済みでした!中古マンションをご購入される際は、これって重要なチェックポイントではないでしょうか?大規模修繕をいつしたかとかこれからいつ予定があるかとか。建物は見えない部分が一番怖いので。

今回工事をご依頼いただいたNさんとは8年ぶりくらいの再会でした。以前営んでいたカフェの改装をさせていただいたご縁。そのカフェも古民家でしたし、今も古いお家に住んでいらしていて、古いものがお好き、柄物がお好き、カフラフルなものがお好き。そして元カフェオーナーですから料理はもちろんお好き。ご主人も料理人さんでいらっしゃる。以上のことをキーワードにリノベーションを行いました。レトロオンパレードです!!!!先ずは花柄タイルのお出迎え。

公団リノベーション

マンションの改装規定もなかなか厳しかったこともあり、間取りはほぼ変更なし。
その規定の一つ廊下やキッチンは床下地をさわれなかったため、仕上げは自ずとクッションフロアに。去年発売された70年代の復刻柄を採用。初めて使いましたが、立体感もくすんだ色も他の平面なプリントものとは違いとても良いです。タイルも花柄なのに廊下も花柄。そして収納の取手も花柄。やりすぎかね?と思いつつもNさんもいつも柄on柄ファッションに身を包んだツワモノなので、(笑)あえてそういう感じで攻めました。公団レトロリノベーション
廊下を通ってまず入るとダイニングキッチン。ここの扉は既存のものをカラシ色に塗装しました。Nさんたってのご要望で、ダイニングテーブルではなく、カウンターがとのご希望でしたので、これまたレトロ柄ファブリックを使った、アール型カウンターを製作しました。ここでまたカフェできそう!天板が扇型なのでみんなでワイワイ囲め安く、
公団リノベーション

料理人は手前のキッチン側に座ってすぐ料理を出し入れできるレイアウト。また角がないので広くはないスペースを有効に使うことができました。ダイニングから見渡すリビング。
ベランダの窓はカーテンの代わりにサッシの手前に古建具をはめ込みました。もちろん開閉可能です。団地リノベーションもともとキッチンとリビングの境にあった欄間は再利用。既設の曇りガラスは撤去し、型ガラスをはめ、ひし形の意匠をプラスしました。リビングの天井は配線ダクトレールを仕込んだ格子天井。躯体がコンクリートですが、この格子の木があることで天井から色々ぶら下げて楽しめます。
ダイニング〜キッチンエリアは躯体コンクリートをむき出しに。存在感絶大なのに、構造上取れない梁が一番生きるのはこのむき出しかな、と実感。リビングは壁一部、床を杉板貼に。そしてそしてレトロタイルキッチン!帯にタイルの柄をあしらった完全オリジナル。
水栓は浄水器用と2つつけたり、水栓はシャワー付きにしたりなど、機能はちゃんといまどき。
団地リノベーション

キッチンの証明も昔ながらのレトロ蛍光灯で。馴染みすぎ(笑)レトロタイルキッチン改めて。。。柄オンパレードです!レトロタイルキッチン息子くんの部屋ももちろん柄です。入り口は古建具を再利用。レトロ団地リノベーション

オープンクローゼットは製作。元押入れはですくスペースに変身させました。公団レトロリノベーション唯一の畳部屋も柄(笑)茶色の畳とカラシ色のクロス。

リノベーションってほんと楽しい。どんなに古くても汚くても、手に届く予算で、自分好みに生まれ変わることができます。この部屋の工事前BEFORE写真以下に添付しておきます。
参考にしてみてくださいね。

 工事前BEFORE

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