2017年1月28日

愛着の湧く自然素材の取り入れ方 その2

前回は床と扉についてお話しました。
お次はそう!壁、そして忘れがちな天井です。
◾️内装壁の素材は何にしよう?
内装について考える際、一般的に採用されているのは「ビニールクロス」。
施工がしやすくコストパフォーマンスは高い反面、往年経過で汚れや継ぎ目が目立つようになることが多いというまた新建材のデメリットはあります。
とはいえ全体的な予算やスケジュールの都合上クロスになってしまうのが現実な話なのでポイントを2つ。
色や柄種類が豊富すぎて白を選ぶことさえ大変なほど量がありますが、ビニール感の少ないマットで凹凸が少ないものを選ぶのがオススメ。
塗り壁調や木目調はあくまで〜調のため往年経過で残念ながら味はでません。
壁の一部に木材を使ったり、タイルを使ったりすると雰囲気はかなり違ってきますよ。一部なら大幅なコストアップも避けられます。
また木材を使うと、壁にフレームや棚などをつけやすくなる、という利点もあります。
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腰壁もクラシックな雰囲気もあり、壁の耐久性もあがるのでオススメです。
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クロスよりも立体的な表情やカラーバリエーションが楽しめるのが「塗り壁」。
塗り壁の素材の代表選手といえば「漆喰」。「呼吸する壁」とも呼ばれる通り、湿度を調湿してくれます。
壁材としての歴史は5000年以上あり、世界遺産や国宝の建築物にも多く使用されていることからわかる通り、日本の風土にも合い、耐久性も◎。
なんといっても天然素材にしか出せない風合いと陰影も美しい表情は飽きがくることはありません。
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そしてもうひとつは「塗装仕上げ」。欧米ではポピュラーですが、日本の住宅ではなかなか一般化していないのが現状ではあります。
一番の魅力はカラーが豊富。かつ色をまぜて、オリジナルカラーを作ることも可能なので自由自在。
最近では陰影のでる塗料など特殊なバリエーションもあるので表情も楽しめます。
DIYで塗り替えることで色を自在に変えられることも魅力の一つといえますね。
コストはどうしてもあがるため、壁を下地のままにしてもらってご自分でDIYする、という方も少しづつですが増えていることは頼もしいことだなと思います。
自分の家なのですからどんどん手をかけていってほしいと思います。
◾️天井の素材はどうする?
そしてそして忘れがちな天井。
壁と同じ素材、色にしていくのが定番。個人的には壁にアクセントをいれるより天井にいれるほうが好きかもしれません。
なぜなら壁はあとから家具を置いたり、フレームや時計をつけたり、変化がつけれるけれど、天井は常に殺風景だからです。
壁に比べる考えない方が多いですが、天井の素材、色を何にしていくか。忘れないでくださいね。
わざと暗い色にする。
板をはる。
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構造材を生かす。

改めて考えると天井は空間のキモだな、と感じますね。

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