お店のインテリアアイデアのブログを引き続き、今回はホテルに着目、ただのホテルではない、クラシックホテルです!
◾️そもそもクラシックホテルとは?
クラシックホテルとは戦前に創業した日本のホテル、もしくは戦前に建設された日本のホテル建築を指します。
栃木県の「日光金谷ホテル」や神奈川県箱根の「富士屋ホテル」といったものがクラシックホテルとして有名ですね。
トリムソウのある愛知県でいうと蒲郡にありますが、ここも名称を近年プリンスホテル→クラシックホテルに変更されました。
これはクラシックホテルという呼び名が定着し、人気がでてきた証でもあり、個人的には嬉しかったりします。
どのホテルもロビーは圧巻で、その当時に戻ったようなタイムスリップしたかのような気分になります。
◾️クラシックホテルのロビーを見てみよう
ホテルのロビーはお客様を最初にお出迎えする空間。
伝統や文化もあるクラシックホテルでももちろん、しっかりとお客様を歓迎するために意匠が凝らしています。
ここで注目したいのはフロントカウンター、床材、天井の意匠。
フロントカウンターは木材ながら、光が当たるとその光を反射するほどのツヤや歴史を物語っています
和洋折衷、照明の使い方、カウンターの正面の装飾と見所満載です。↓「奈良ホテル」
「日光金谷ホテル」↓
◾️レストランやラウンジのインテイリア、しつらいにもアイデア満載
レストランではありませんが、個人的には箱根箱根の「富士屋ホテル」のティーラウンジがあまりにも好きで東京在住のころにはよく足を運びました。
廊下と平行した広い縁側、みたいな感じのスペースで、廊下との間仕切り具合がなんだかたまりません。柱をあえて活用して間仕切るのも今の建築からみるととても新鮮にうつります。
横浜の「ホテルニューグランド」
本館もレトロ好きにはたまらない建物。
クラシックなソファ。レトロなタイルづかい!ネイビーのカーテンってやっぱりクラシックで好きです。
結婚まだの独身のみなさま、クラシックホテルで式をあげる、というのもとてもオツだと思います。
どこで写真をとっても絵になるし、そこでついでにインテリアや建築の勉強もできてしまうなんて。。。贅沢すぎです!
トリムソウのお仕事でお店づくりやお家など空間づくりのお仕事をさせていただいていますが、
先に話したレトロ喫茶はもちろん、歴史ある建造物や古いビルなど普遍的に今も残る建築から勉強させてもらうことが多々あります。
中でもクラシックホテルは見るだけではなく、泊まれるので数日ではあるけれど暮らして体感できますよね。
それでこそ見えてくることってあるので、どこか旅行に行く時は選択肢の一つにいれてみるのもいいかもしれません。
クラシックホテルについては本もたくさんでています。
入門編としてはこちらは読みやすくて楽しい。旅にでたくなる一冊です。気になったかたは是非!↓
「クラシックホテル案内」 甲斐みのり著
※写真はそれぞれのホテルのホームページより一部引用させていただきました
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