2020年4月11日

レトロアパート 賃貸リノベーション始まりました。

現在絶賛工事中の築約50年のレトロアパート。決して広くはないけれど、便利な場所なのに環境もよく、初めての一人暮らしやシェアして住むのにももってこいではないでしょうか。
元の間取りは昔のアパートそのまんまの田の字の間取り。このドアは一部残し再利用します。

和室も2部屋あったので、当初1部屋は和室もありかも?と思ったのですが、オーナーさんから和室は今まで埋まらなくて。。。と現実を突きつけられ、畳の部屋は泣く泣くなしに。しかし、床をめくると恐怖の出来事が。。。レベルを合わすため砂が入れてあるのは築年数的によく見る光景なんですが、床下も深く、ほんと砂場状態。その量、土嚢袋25袋分。。。絶句。お子さんいる方だとこのまま砂場にどうですか?とほんとお薦めしたいレベル(笑)

1Fまで運んでくれた職人さんに頭が上がりません。。。古い物件はいろんな意味で大変ですがこれもまた経験です。

そして古い家に絶対あるじゅらく壁。そう、あのいわゆる砂壁ですよ。
1、剥がして漆喰などを塗る。が剥がしたあと下地の補修がいるかもしれない。。。(コスト増)
2、プライマー(下塗り材)で固めて上から塗装する。
3、ボードを上から貼って、クロスを貼る。
おそらく3が普通のリフォーム屋さんでは一般的。その場合和室の壁の基本的な作りである真壁(柱が見えている構造)の柱は見えなくなる訳で。
なので結局常に予算との戦いのため今回も2を選択。下塗りをする意味は古い壁からのヤニが出るのを防ぐ。既存の壁の強度を高め、上塗りするものの密着力をアップするという役割があります。

もともと薄紫という個性的ないろ(↑写真3枚目参照)でしたがスタンダードに白に。廻り縁や開口枠の木材の色はあえて残しました。明るい!残した木材の色がよきアクセントに。

天井はクロスを変更する予定でしたが、頑張って塗ってみました。和室の天井杉板風のクロスだったので、ラフに塗って木目感を少しだしてみました。
すっかり裸電球が似合う味のある部屋に変身!
大工さんが入り、どんどん部屋ができてきますよ〜。
防音にもなるため断熱材を入れたり。。。
レトロリノベーション

壁に板を貼ったり。。。
見た目、機能性、コスト。3拍子足並み揃えるのは本当にむつかしいですが、頑張るのみです

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