絵本の世界をインテリアに取り入れよう!ロッタちゃんとじてんしゃ編

前回に引き続き今回も北欧の絵本です。
今回はスウェーデン出身のリンドグレーンによって作られた「ロッタちゃんとじてんしゃ」という絵本を取り上げてインテリアアイデアやストーリーについてご紹介していきます。
北欧のインテリアアイデアを見ることができるので、北欧のインテリアが好きな方は必見です。

◾️「ロッタちゃんとじてんしゃ」ってどんなお話?
ロッタちゃんは5歳の誕生日を迎えました。
しかし誕生日プレゼントでは欲しかった自転車を買ってもらうことができませんでした。
末っ子のロッタちゃんはお兄さんやお姉さんが自転車を乗って楽しんでいる姿を見て、自分も同じでないと気が済まなくなります。
そこでロッタちゃんは自転車盗んでしまうのですが…。

この絵本は映画にもなったくらい有名な作品。
ロッタちゃんの心情の移り変わりが繊細に書かれています。
ロッタちゃんの家から「もんくやどおり」までの風景、ロッタちゃんの部屋、家族の夕食の様子、桜の散るなか、パパが遠くから赤い自転車を押して来るシーンなど、どのシーンも豊かな色彩で描かれています。

◾️注目すべきインテリアは?
おばあさんのお部屋を見ると北欧らしいくすんだ花柄の壁紙に目を奪われます。
丸いテーブルに四角い小さめのテーブルクロス。
少し派手めなスタンドライト。
白い窓枠に白いカーテン。
またファブリックの色、柄あわせはかなりハイレベルですが、色と柄の組み合わせを勉強できます。
北欧の中でもスウェーデンは一番色使いが豊富な国で、個人的には一番好きです。
くすっとわらっちゃくようなモチーフや置物も多い。遊び心が豊なんだろうなあと思います。

絵本の中のワクワクするような世界観をインテリアで表現できたらステキですよね。
なによりも子供時代からこんなお部屋で育ったら、本当にインテリアの英才教育になるでだろうなあ、、、と感じます。(大げさですが)日本の子供用品や施設がファンシーではなく、こんな遊び心あふれたモチーフや色あいによって彩られていく時代がきたらいいな、と個人的には思ってしまいます。

気になった方はぜひ手にとってみてくださいね。
ロッタちゃんと自転車

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