レトロ好きなオーナーから古建具をお店の入口に!との熱望があり、ちょうど当店に眠っていた引き違い古建具をご提案。サイズもイメージもぴったりということでこの古建具に決定。
実はこの古建具、元もお店の入口につかわれていたもの。時代を超えてまたお店の顔になるとはなんとも働き者の建具です。その建具にあわせて、欄間(もちろんこちらも古建具)、小窓も組み合わせ、洋菓子店なのに古建具、というある意味インパクトあるお店の顔ができあがりました。
そしてお店の入口をさらに印象づける藍染のオリジナルのれんも製作しました。
プリントと違い染め物は裏も表も色が染色で入るので風が吹いて裏がみえても平気。
質感や色もしっとりとしていて古建具もお店の入口もさらに引き立てています。
店内の焼き菓子ケースに使われている古い棚は、オーナーが探してきた掘り出し物。
見た目はレトロでバッチリ、ガラスの割れや家具としての頑丈さは問題なかったのですが、底板のベニヤが劣化しボロボロ。底板補修をかねそなえて、底板にタイルを貼りました。
このおにぎり型のタイルはその昔、昭和世代の人には馴染みのある形ですが、現代ではほぼみられなくなりました。しかしタイルの産地多治見にはこのむかしなつかしいタイルを現代に復刻したすばらしいタイルメーカーさんがいらっしゃって、発売されたときは興奮したのを覚えています。
そのタイルも何色か色があるのですが、形が個性的なだけに、色は白、ブルー、黒など比較的スタンダード。唯一ピンク色があるのですが、オーナーからピンクを混ぜたいとご要望があり、最初ピンとこなかったのですが、タイルの色ミックスサンプルをみてびっくり!少しだけとりまぜたピンクがほどよいアクセントになり、そしてこうしてお菓子が並んでいると、このピンクが花のようにお菓子を余計美味しくみせているような気がして、オーナーの見えていた先の世界に脱帽するばかりです。
お菓子も本当に美しくて繊細!
甘さ控えめなスイーツは胃もたれせず体にすっと入っていくよう。
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