今年3月末で建て替えのため閉館してしまう中日ビル。1966年開業で52年もの間、栄を見守ってきた文化的ビルの歴史に幕を閉じます。何事もなくなる、となると注目されることが多いけれど、このビルもまさにその一つだと思います。
この記事を書いている私 トリムソウの家久も愛知県に住んでまだ10年あまり。
中日ビル自体の存在は知っていたけれど、特に注目する訳でもなく、他の市民の皆さまがそうであったように街の風景の一つだっのではないかと思います。
《名古屋渋ビル研究会H/Pより 中日新聞中日ビル元旦号》
まさかそのビルがなくなることを機にトリムソウがこんなご縁をいただくとは思ってませんでした。なんとこのビルの最上階「クラブ東海」で愛用されたきた家具を当店で引き継ぎ、販売させていただくことになったのです!ご縁の橋渡しをしてくださったのはこのビルの意匠の素晴らしさを取り上げた渋ビル研究会のお二方。渋ビルのお二方の新鮮な切り口からみた中日ビルはまた違った価値を見出したと思います。愛知県内だけでなく全国にその歴史や意匠の奥深さを伝えています。
本当に素晴らしい活動だと思うし、普段から仲良くさせていただいていることを改めてありがたく感じております。。。(詳しくは渋ビルさんのサイトをご覧くださいませ。渋ビル研究会さんのサイトはこちら)
かくいう私も“さよなら中日ビルツアー”に参加させていただき、このビルケーキをいただくことができました!それもまた感無量な出来事でありました。
さて、今回当店に入荷するのはそんなビルの歴史を切り取ったかのような家具たち。前おきが長くなりましたが、以下、【クラブ東海の家具販売のご案内】 です。
《クラブ東海 ラウンジ 撮影:名古屋渋ビル研究会》
中部の財界人が集う、中日ビル最上階の特別なサロン「クラブ東海」は、 ビルの建て替えに伴い、2018年12月末で活動を休止されました。 そこにあるソファやテーブル、照明器具たちは日々丁寧にメンテナンスされて、 そこを訪れる人たちによって52年もの間大切に使われてきました。 本来ならばビルの解体工事に従って運命を共にする予定でしたが、 上に書きましたご縁をいただき当店で引き継ぎ、その歴史を繋ぐことになりました。 そして、いよいよ3月3日(日)より中日ビルやアンティーク家具を愛される方へ向けて販売を開始します!実物は全て当店にて座ったり触ったり体感できますし、もちろんご購入いただけます。素材やディテールの素晴らしさに歴史が加わった家具を見に、皆さまぜひお出かけください。
60年代のレトロモダンなデザインや、素材、たたづまいは現代の家具にはない貴重なもの。クラブ東海さんのモダンな空間がもう拝見できなくなってしまうのは残念だけれど、家具だけでも奇跡的に救出できたことをとても嬉しく思います。これからまた当店を通じて個人のお宅やお店に並び、新しい歴史を刻んでくれるのが楽しみで仕方ありません!その家具、インテリアのアイテムはこちら
■名古屋の街を一望できるラウンジで使われてきたソファとテーブル類 ソファのみストックあり
■ラウンジの窓辺を彩ったウッドフレームのライト ラスト1台
■食堂で使われてきたアコヤ貝の照明 ※完売しました
■中日ドラゴンズの会見でも使われた会議室のミーティングテーブル&チェア ストックあり
■個室で使われた1人がけソファ、電話台、デスク、アルミとガラスのライト ソファラスト1台のみストックあり
■囲碁スペースで使われてきたラウンジチェアと不朽の名作 マルニ木工の灰皿 残少
※完売
このラインナップ、どれをとってもため息が出るほどの素晴らしいディテール。
て。。。是非是非、体感しにいらしてくださいね。
↓こちらから2アイテムだけですがご購入頂けます。遠方の方などご利用くださいませ。
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