2019年11月27日

昭和な一軒家を賃貸物件にリノベーション VOL.1

先月より始まりました昭和な一軒家のリノベーション。場所は名古屋市緑区。
地下鉄の徳重駅から徒歩15分ほどの閑静な住宅地です。門扉を開けてお庭を通って玄関へ。。。現代の住宅にはないどこか懐かしくほっこりするたたづまい。

愛着あるご実家が空き家になってしまい賃貸として活用されることを決したIさん。しかし普通のただ新しくするだけのリフォームにどうも納得が行かず、当店に起こしくださいました。Iさんの納得いかなかった理由はすぐ理解できました。通常リフォームというと古いところや古い設備を丸ごと変えて新しくする、というのが一般常識。「え?何が悪いの?」と文章だけで読むと思いますが、昭和の家に現代の新品ピカピカの新しい建材をそのまま、しかも部分的に入れても合うわけがなく。他とのバランスは崩れ、ちぐはぐに必ずなり、居心地が悪くなります。しかも賃貸用と考えるとコストもそんなにかけられない。

そこで改めて〝リノベーション〟とい言葉の意味どうり、その家の価値をあげる改装をしなくてはならないわけです。つまりこの家がもともともつたたづまいや素材を活かさなくては。予算とも戦いながら、今より住みやすくかつ、暮らしを楽しめる空間に。日々工事は進んでいます。

1Fのリビングと和室を繋げて広いリビングに。
2つの部屋を間仕切るこの垂れ壁を。。。昭和な家リノベーション賃貸取り除きました!↓空間に奥行きを感じるようになり、広く感じます。まるで欄間格子のようなこの木の格子はもともと壁の下地の木。で、あえて他の部分より濃いオイルで塗装しアクセントにしています。昭和な家リノベーション賃貸

お風呂はオーナーのご要望もあり、ユニットに変更はせず、タイルのお風呂のまま浴槽を最大限広く、浴槽を入れ替え。既存の白いタイルを生かし、白でまとめて行きます。

キッチンの壁はその当時にしかないストライプの化粧板。壁を触り始めると予算も大きくかかるので、今回はこの化粧板は残すことに。ストライプなだけにどうも予定していた四角い正方形のタイルがしっくりこず、デットストックの縦長のレトロタイルを使用することに。

このお家にもともと貼ってあったかのように馴染んでいます。今回は賃貸なのでなるべくベーシックなものを選定しています。ついついトリムソウらしい緑とか飴色とか使いたくなっちゃいますが(笑)このお家自体も白、ベージュ、黒、木を基調としているのでそのトーンに合わせて。昭和な家リノベーション賃貸

キッチンはシンクから冷蔵庫がとても遠い位置にしか置けなかったので、シンクと対面で置けるよう、冷蔵庫と家電置き場のための壁を造作中。この柱はそのためのものです。

今週どんどん内装が仕上がってくるのでおってブログに書いて行きますので楽しみにしていてくださいね。
レトロリノベーション工事の続きの記事VOL.2はこちら

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