６月の古ビル工事と同時期にお仕事のご依頼をいただいた「小粋屋」さん。和風の平屋と比較的今どきの３階建がいつのタイミングかは不明ですが、合体された摩訶不思議物件。表と裏の入り口の写真がこちら。みなさん、これ同じ一つの物件ですよ！まさか背景に見える水色のビルと一体化しているなんて、誰が思うことでしょう。
裏口の和風平家側
店舗表入り口。
何年か空き物件だったそうで、ここをまず借りて、飲食店とウエディング事業＆スタジオを作ろうと思った小粋屋オーナーの河村さんが一番すごい。普通の女子なら物件を見て１分もしないうちにお断りを入れるだろう。なんといってもユニットバスが壁もなくそのまま設置してあり。。。なんだこれ。古物件に免疫のある私でも絶句度数120％。。。
２軒が合体しているがゆえに町家もびっくりするくらいの物件の奥行き。しかも３階建だし。。。ここがどう変わったのか、を数回に分けてお伝えしていこうと思います。
古い物件の「あるものを生かす」、というのがうちの得意分野ではあるけれど、今回はあまりその出番は少ない。１Fの個室仕切りに使われていたこの写真の左手に見える古い建具を再利用する程度かな。。。
お店のコンセプトが「大正浪漫」なので、入り口入ってすぐの市松模様の壁のクロスとクラシックな天井のクロスはそのままにすることに。でも天井蛍光灯のあとあるし、汚れてるよ、どうすんのよ、コレ。。。つづく
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