2024年7月8日

レトロマンションのキッチンリノベーション その1

キッチンの使い勝手やレイアウト、相談できるところってどこだろう?

レトロマンションをご購入され大きなリフォームなくそのまましばらく暮らされていたTさん。しかしどうやってもキッチンが狭く収納もうまくいかず困っているので相談できる?とメールにてお問合せをいただきました。それから当店にお越しいただいたのは去年2023年年末にさしかかるころでした。初めてお会いした際、「相談できるところがなくて困っていた」と言われたことを鮮明に覚えています。当店にお越しいただく前にキッチンメーカーのショールームにもいかれたそうですが、既製品だとサイズ展開も限られるし、キッチン本体以外のレイアウトや使い勝手などは相談できない、、、と。

まずは現状の把握。なにが問題か、何を仕舞いたいか。

お越しいただく際、現状のキッチンのお写真を持ってきていただきました。まずは現状を把握しないと何もすすめません。現状まずはなにが問題なのか。すぐ改善できることはないのか。なにが不便でなにをどう改善したいのか。そこを改善できないのならリノベージョンする意味はありません。まずお写真を拝見した際、すぐ感じたのは冷蔵庫の位置がおかしいということ。コンセントの位置がそこだったからそこに置いてしまったようですが、どう考えても作業スペースを圧迫しているし、つかいづらそう。というアドバイスをさせていただいたのですが、Tさんのすごいところはそのあとすぐレイアウトをご自分で変更されたところ!

冷蔵庫をアドバイスさせていただいた通り動かしたらとてもよくなった!と嬉しいメールをいただきました。そこからスペースにあっていなかった大きすぎる食器棚を引き取ってもらったり、断捨離をすすめていったりリノベーションにむけて準備をすすめてもらいました。

キッチンのデザインの方向性としては当店の加工の施工事例、公団住宅にもともとあったレトロな吊り戸棚をイメージにどこかなつかしいキッチンをめざすことに。

公団リノベーション

 

現地確認と問題点の洗い出し

年が明けてから初めてお宅に伺い現地確認。正直モノの多さと使いづらさに絶句。。。(笑)お菓子づくりがご趣味のTさんは普通の人よりモノも多いし、オーブン含め機材も多い。それなのにガスコンロは壁ギリギリについて肘はあたるし、オーブンは足元にあり背面にはマンションの構造柱があり、立つペースもとても狭い。オーブンのガス栓が遠いところにあり、使うときだけにつなげていたり、よくこんな状況で使っているな、というのが正直な感想でした。

動線を妨げているワゴンやゴミ箱もとても気になりました。行き場を作らなくては。。。

工事担当の武田とともにあーでもないこーでもないとアイデアをだしながら行き着いたのはキッチンをL字に変えるしかない!と。それでもおそらく片づきそうにないので、家電をしまうカウンターもつくり構造柱を挟んでコの字のキッチンを製作するということに着地しました。換気扇の位置がかわるので配管ルートなどかんがえないといけないことは山積みですが。。。

レトロマンションのキッチンリノベーション その2へつづく

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