イギリスの家具といえばヴィンテージを超えて、重厚感のあるオーク材のアンティーク家具が有名です。
いわゆるアンティークショップやこだわりのレストランなどでも見かけることも多いと思います。
このころの家具もクラシックでとても素敵ですが、サイズも大きい物が多く、なかなか日本の家には取り入れずらいのも現状です。
そこでお勧めしたいのはやはりミッドセンチュリー期の家具。アメリカに続きファクトリーメーカーに着目していきたいと思います。
◾️ロンドンで絶大な人気「G-PLAN」
イギリスのヴィンテージ家具で一番有名なのはなんといってもG-PLAN(ジープラン)。
1898年創業のE.Gomme社から、1952年に発表されたブランドです。
G-PLANには北欧デザインの影響が見えますが、最初からそうだったわけではありません。
G-PLAN家具の始まりである1953年に発表されたBrandonシリーズは直線的な角ばったフォルムが特徴的です。
また、木材はオーク材が使われていて、北欧のチーク材を使った曲線のあるデザインとはずいぶん違っています。
オーク材の明るい色合いと、直線的でレトロなデザインが素敵。
1960年代発表のDanishシリーズは、デンマーク人デザイナーであるIb Kofod-Larsen(イプ・コフォード・ラーセン)を迎えて展開。
北欧家具では欠かせないチーク材がここでようやく使われ始め、木材もチーク材に変わり、曲線を取り入れた北欧デザインの影響が表れ始めます。
そこからはチーク材が主流であり北欧の影響をうけたデザインがたくさん生まれていったわけです。
曲線を取り入れながらも直線的なスタンダードさも残したデザインが多く、北欧が具に比べてどこか無骨でラフな雰囲気。
北欧家具がちょっと繊細すぎるな、、、という方にはぜひお勧めです。
◾️チーク材で急成長、Nathan(ネイサン)
G-PLANと同じように北欧デザインの影響を受けて成長してきたのがネイサンです。
チーク材の味わいのある木目はやっぱり人を魅了する美しさを持っているようですね。
サークル模様の入った素敵なデザインのサイドボードなどはとてもハイセンスで、見ているだけで心躍ります。
北欧デザインの良さを取り入れつつも、ネイサンの高い技術力も生かされていてオリジナリティも光りますね。
「北欧デザインは好きだけど、有名過ぎて他の人と被りそう・・・」
なんて心配がある人にはぜひおすすめしたいヴィンテージ家具です。
イギリスのこのころのヴィンテージは北欧デザインを取り入れつつ、自分たちのこだわりもしっかりと表現しているヴィンテージ家具が目白押しです。
「インテリアにはオリジナリティがほしい」「新しいデザインを試してみたい」というかたにはおすすめ、
トリムソウでもこのころのヴィンテージが不定期に仕入れています。ハンドルや脚などちょっとした部分のデザインはそれぞれ違っていてとても楽しい。
使えば使うほど愛着がわくヴィンテージ家具たちを体感しにいらしてくださいね。
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