どの街にも昔からその街にある喫茶店があると思います。
オーナーはおじいちゃんやおばあちゃんが多く、いつまであるのかな。。。と心配になってしまいますが、
その喫茶店が開業した当時は景気もよかった時代。店舗工事にもとてもお金と手間がかけられた形跡が多々みられます。
職人の技術の高さも感じることができ、既製品なんてひとつもないことに驚かされます。
木をふんだんに使っていたり、真鍮などの普遍的な素材もたくさんみられます。
トリムソウのある愛知県は特に喫茶店が多い、というのもありますが、そういうお店に出会うとついついはいってしまいますね。
その中でも「腰壁」は、レトロ喫茶の良い雰囲気を作り出す部分だと感じます。
◾そもそも腰壁とは
腰壁とは壁の下半分に板材等を張りめぐらせた壁のことで、腰の高さに相当する90cm程度の高さに張られた壁のこと。
壁はこの腰壁部分に傷や汚れが発生しやすく、腰壁はそれらに対応する壁の仕上げとして施工されます。
◾レトロ喫茶の腰壁の素材や色
レトロ喫茶の腰壁を見てやると、「レンガ」「ウッド」「タイル」と種類も様々です。
レンガや木製の腰壁は明治時代の洋館のような雰囲気で、濃い色のテーブルや淡い照明との相性も抜群です。
タイルの腰壁はレトロながらもどこかヨーロッパの様な雰囲気を作ってくれます。
使われている場所もホールやキッチン、トイレなどに使われているので、自宅のあらゆるところでも腰壁を使用できますよ。
腰壁があることでメリハリがつき、アクセントとして良い雰囲気を作ってくれます。
◾お部屋に腰壁を取り入れよう!
腰壁は壁に一つの模様をプラスしてくれるので、空間のアクセントとなります。
それにペットや小さいお子様がいる家庭ですと、腰壁部分は傷つきやすくなるので、傷防止の意味でも腰壁はおすすめです。
これから家を設計するという方であれば、腰壁部分が収納スペースになるような工夫を凝らすこともできますよね。
腰壁はリビングだけでなく、トイレや手洗いにも使えます。タイルを使えば水はねもきになりません。
見た目的にも機能的にも実は優れた腰壁。
新築やリノベーション時にはもちろん、DIYでチャレンジもできるので、喫茶店にいったら是非アイデアを盗んでみてくださいね。
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