かつて日本家屋にとって建具とは外と中をつなげ、また間仕切る家の開口部につける家の家具のようなものでした。人の視界はもちろん、光、風、熱、音、雨の出入りを調整する役割があります。
時代とともにいろいろな装飾や意匠が生まれてきた歴史があります。
リノベーションでもともとのお家にあった建具を再利用した例↓

なので戦前ごろまでの日本家屋の建具は季節に合わせて建具を入れ替えたり、部屋ごとでデザインが違ったり、家1軒1軒同じものはないその家の特徴のひとつとなっていたわけです。
そのころの建具を当店でも引き取ったりすることがありますが、デザインもガラスづかいも多種多様で本当に面白いな、と思います。
倉庫に保管してあったもともと両開きだった窓を突き出し内窓にアレンジして再利用した例↓
それなのに今の日本の住宅はどうでしょうか?建具=ただの出入り口 くらいのポジションにいつの間にか成り下がってしまった感がいなめません。もちろん役割だけでいうとそれで充分なのかもしれませんが、既製品のカタログやショールームでみたものを選ぶだけ、というのはあまりにも寂しいなと思います。
もちろんコストのこともありますが、既製品が安いわけでもないですし、せめてリビングの入り口だけでも。。。。お気に入りの建具なら毎日がもっと楽しく、また、自分のお家がより好きになれるのではないでしょうか?


お家やお店のリノベーションや改装、また新築するとき、『こんな家具おきたいなあ』と誰もが考えるのではないでしょうか???おなじように床材は何にしよう?壁紙はなににしよう?などど考えるのに、建具のことはなぜか置き去りになることが多いのが事実。ぜひそういう機会を得た方々は家具と一緒に建具のことも考えてみてください。建具は家の家具と考えてみると、とても重要に思えてきませんか?そうなんです、部屋の家具は簡単に買い替えができますが、建具はそうはいかない。建具だけでなく、建具をはめる開口枠の素材もしかり。家の構造材の一つでもあるので、もちろん変えれないことはないのですが、家具のように簡単にはいかずコストもかかる。
そしてなにより家の印象を左右するとても大切な建材なんです。
ガラスは入れる?入れない?ドアノブはレバー式?それとも握り玉?素材は真鍮?ステンレス?
デザインや色は?など考えることも意外と多いのが建具なんですが、それがまた楽しくもあるわけです。


トリムソウでは古い建具を再利用して使うことはもちろん、古ガラスを再利用してドア自体は新しく製作することも可能です。場所によって使い分けもいいかと思います。
ほしい建具がないとき、どんな建具にしたらいいかわからないとき。ぜひお問合せ、ご来店ください。


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