2017年5月31日

インテリアといえば北欧、のルーツを探る

日本では一時のブームではなく、すっかり北欧のインテリアが定着しました。
これまでブログで日本、アメリカ、イギリスのヴィンテージについて書いてきましたが、北欧家具が圧倒的に人気があります。
なぜなのかそのヒミツを探ってみたいと思います。
北欧はものすごく寒く日照時間が短いため、必然的に家にいる時間が非常に長いです。
外で遊ぶ楽しみが多くない分、お家中での暮らしを快適にするインテリアを楽しむ文化がしっかりと根付いた、といわれています。
土地柄や歴史からインテリアを楽しんできた北欧からは、インテリアを楽しむヒントがてんこ盛りです。
◾島そのものがデザインの名前に。“スカンディナヴィアデザイン”
デザインの聖地とも言える北欧。北欧諸国が位置するスカンディナヴィア半島の名前を取って、北欧のデザインは「スカンディナヴィアデザイン」と呼ばれています。
多くの国では、デザインは「個」に依存するので「誰が作ったデザインか?」が注目されますが、北欧デザインはもう北欧で作られればそれだけで注目を浴びます。
それだけ文化的な強さがあるということですね。
素材を生かしたデザインが特徴で、人間工学に基づいた機能性を持っているので使いやすさも抜群。
シンプルで繊細な美しいフォルムは見る人の心を捉えて離しません。

◾日本の家に馴染む素材やデザインモチーフが多い
北欧ヴィンテージの世界はもちろんですが、北欧には現代まで長きに生きる世界定番といわれるアイテムが本当に多い。
ヤコブセンのセブンチェアやウェグナーデザインのYチェYチェアは誰でも見たことがあるのではないでしょうか?
柔らかいデザインがどんなテイストでもすっと馴染むので、日本の家にも取り入れやすい。
また北欧デザインは、「お家をもっと楽しく、便利に」というコンセプトも込められていて、
自然をモチーフにした柄、形、色使いも楽しみのひとつ。雑貨も動物モチーフなど、優しさもありながら、も楽しいものが多い。
シンプルすぎたり、モダンすぎたりする空間にひとつ加えると、ふっと気が抜けた感じもでておすすめです。
◾使って、飾って楽しめるデザインと色合い
家具はインテリアを楽しむ上でとても大事ですが、北欧は毎日の暮らしに欠かせないアイテムにもグッドデザインがたくさんあります。
例えば、スウェーデンの有名食器ブランド「グスタフスベリ」の食器。
グスタフスベリの食器の特徴はその可愛いデザイン。色づかいや自然モチーフの柄がたまりません。
色んなシリーズがあって、シンプルなものから繊細な美しい模様が施されたものまでたくさんあります。

北欧の幼稚園では普通ITTALAのグラスが使われるといいますから、小さなころから大人と同じよいものに触れているということです。
ファンシーな子供グッズに溢れる日本はこういうところも見習うべきなのかな、と思います。
日本は北欧ほど寒くはないけれど、お家の中が楽しくなれば毎日がとっても輝きだすと思います。
北欧のインテリアを楽しむ文化を、日本でももっともっと取り入れて、毎日を幸せな気持ちで過ごして欲しいなあと思います。

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