2017年2月27日

安くて使える無垢材の選び方

わたしたちがなぜ自然素材を使っているのか散々はなしてきましたが。今日は選び方について少しお話を。
「無垢材は使いたいけど、値段が高いから手が出せない・・・」
こういう声を聞くことがよくあります。確かにシートなどの安価で手に入る素材と比べれば、ちょっと高価な素材ではありますよね。
ただ、まだ諦めないでください!無垢材といっても、選択肢はたくさんあります。
そこで今回はローコストでも無垢材を使うことができる方法についてお話ししようと思います。 わたしたちもプチリノベーションや店舗造作などでもよく使っています。
そのおかげで味や奥行きがある雰囲気を作りつつ、ローコストな工事が可能となるわけです。
・お値段 堅木>柔木
無垢材の中でも、ウォルナット、オークやチークなど堅木は値が張ります。そのため、ローコストで無垢材を選ぶなら柔らかい無垢材なら手が届きます。
柔らかい無垢材として有名なものはスギやパインなどの針葉樹に多く、柔らかく温かい触り心地が特徴です。
柔らかいと傷は付きやすいですが、無垢材は傷の直しが比較的簡単にできますし、塗装することでも解決できます。
ホームセンターに売っている木種はほとんどこれにあたります。加工しやすく、DIYにもとっても向いている無垢材です。


・同じ無垢材でも「幅」によって値段が違う
無垢材は幅や厚みによっても値段が違います。大きい幅の無垢材は一本の丸太から取れる数が限られるので、値段もちょっとお高めです。
ただ「どうしてもこだわりたい!」というわけでなければ、幅は大きくしなくても良いでしょう。
大きければ見た目も良いかといえばそういうわけではなく、結局は好みの問題になってきます。
今回のテーマはローコストなので、無理をして幅を大きくしなくても好みに合った幅を選択すればOKです。
・グレードによっても値段が違う
グレードとは樹種ごとに設定されているもので、節や辺材の入り具合や変色部の有無の程度を表します。
ただこれはあくまで無垢材の表情や個性を表すものなので性能に違いはありません。
同じ木種でも節が多かったりすれば安くなります。無垢フローリングで長さの違う乱尺や、スティックグレードというものがそれにあたります。
逆にラフな感じな雰囲気もでるので、こういった風合いがお好きな方にはオススメです。

簡単に整理すると、「柔らかい木か堅い木なら、柔らかい木の方がローコスト」「幅は狭い方がローコスト」
「グレードはあくまで個性なので、高いグレードを選ぶ必要はない」こうなりますね。
選び方によって、クオリティを落とすことなくローコストな無垢材を選ぶことはできるのです。
初めから諦めてしまわずに、天然の魅力を持つ無垢材にも選択肢があることを覚えておいてくださいね。

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